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    baby_junyu
    1: しじみ ★ 2018/06/29(金) 10:41:36.61 ID:CAP_USER
    【6月28日 AFP】
    女性の乳首は男性の乳首に比べてはるかに多様性に富んでいるとする異色の研究論文が今週発表された。
    進化生物学者らの間で広く支持されている学説に異を唱える結果だという。

     進化生物学の定説によれば、体の部位は重要度が高いほど、個体間にみられる本質的な特徴のばらつきが小さくなる。
    例えば人間の生命維持に不可欠な胆のうや脳幹などには、個人差があまりないという考え方だ。
    一方、鼻や耳も極めて有用な器官で働きは皆ほぼ同じだが、形や大きさが違っても主要な機能が損なわれるわけではない。

     すなわち、本当に不可欠な特徴には、機能上の定型から外れすぎないよう進化的圧力が作用する。
    一方で重要性の低い特徴に関しては、自然が、より正確にはランダムな変化が、
    創造力を発揮できると定説では説明されている。


     ここで乳首に関する今回の研究に戻ろう。
    豪クイーンズランド大学(University of Queensland)のアシュリー・ケリー(Ashleigh Kelly)氏が主導した研究は、
    学術誌「Adaptive Human Behavior and Physiology」に発表された。

     研究チームは「男性の乳首は原型的な進化の副産物で、女性の機能的な乳首の非機能的バージョンとみなされる」と指摘する。
    それに対し、女性の乳首は新生児に授乳するという基本的な目的に沿うようにできている。

     定説が正しいとすると、女性の乳首の個人差は、男性の胸にある無意味な乳首に比べて小さいはずだ。

     そうであれば過去の研究で、女性の陰核(クリトリス)の相対的な長さのばらつきが
    男性器に比べて大きいことが発見された結果と一致するはずだ。
    過去研究では、女性のオーガズムは男性のオーガズムの非機能的な副産物だと結論付けられていた。

     乳首に関しても「機能最優先」の原則が成り立っているかどうかを明らかにするために、
    ケリー氏の研究チームは学生ボランティア63人の乳首と乳頭のスキャン画像を撮影し、大きさを計測した。
    併せて、身長、胸囲、体格指数(BMI)、実験室の室温なども記録した。

     すると結果はケリー氏の予想通り、定説に従っていなかった。
    「女性の乳首は男性の乳首よりも著しく多様であることが、今回の研究で判明した。
    これは、ある特徴のばらつきが機能性の欠如を示すことを示唆する先行研究の信憑(しんぴょう) 性を失わせる結果だ」と
    ケリー氏は述べている。(c)AFP

    http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/6/5/320x280/img_65e30eb261a8591d61410e58f71c1bac239488.jpg

    AFP
    http://www.afpbb.com/articles/-/3180312?pid=20286346

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    osoushiki_obousan
    1: しじみ ★ 2018/06/10(日) 11:18:42.08 ID:CAP_USER
    ■サンスクリット語の翻訳で気づいた認知力のシフト

    古代のインドで使われていた言語「サンスクリット語」でマントラ
    (日本語では真言とも言われ、神秘的な力を持つとされる語句)を記憶して暗誦すると、
    脳の灰白質が増加する――そんな調査結果がこのほど明らかになった。

    調査を行ったのは、スペインのバスク認知脳言語センターで博士課程修了後の研究を行なっている、
    ジェームズ・ハーツェル博士が率いるチームだ。ハーツェル博士はもともと、
    サンスクリット語から英語への翻訳者として活躍していた。

    しかし、サンスクリット語から英語に翻訳する際に脳の認知力が「深くシフト」することに気づいた。
    他の翻訳者たちも同じ感覚を抱いていたという。そこから好奇心が高じ、
    この言語をもっと研究したいと思ったのが、
    サンスクリット語と脳の関係について研究するきっかけだったという。

    米国の科学誌サイエンティフィック・アメリカンのブログにハーツェル博士本人が書いた記事によると、
    実験はサンスクリット語のマントラを子供の頃から記憶し、暗誦し続けている伝統的古典学者の男性をインドのデリーで複数人集めて行われた。

    インドの国立脳科学研究所にてMRIを使い、
    古典学者と、古典学者と同じ属性(性別、年齢、利き手など)の参加者を集めた
    コントロール・グループの脳の構造について比較した。

    ■古典学者の脳灰白質は増加していた

    結果は明白だった。コントロール・グループと比べ、サンスクリット語の古典学者たちの脳は、
    左右どちらも全体的に灰白質が10%大きく、大脳皮質もかなり厚くなっていた。

    また、長期的・短期的な記憶を司る海馬のうち右側の海馬も、
    コントロール・グループと比べて古典学者たちの灰白質は大きくなっており、海馬の75%を占めていた。
    ハーツェル博士はサイエンティフィック・アメリカンのブログで、右側の海馬は特に音や空間、
    視覚などの「パターン」を司ると説明している。

    オーストラリア公共放送SBSによると、
    ハーツェル博士は「海馬がこれほど拡大した様子を示す研究はこれまでに見たことがない」として、
    今回の研究で得られたデータが、脳内で記憶がどう作用するかを理解するのに役立つ、と述べている。

    ■アルツハイマーなどの病気に効果も?

    こうしたサンスクリット語による脳への影響を、ハーツェル博士は「サンスクリット効果」と呼んでいる。
    しかしSBSに対し博士は、こうした効果が、大量の文章を記憶することからのものなのか、
    サンスクリット語特有のものなのかは不明だとしている。

    ハーツェル博士によると、サンスクリット語はマントラや音そのものがヒンディ語、
    英語、チベット語、パーリ語など他の言語とは異なる効果を持っていると昔から言われているようだ。

    同じくサンスクリット語の脳への影響を研究したことがある、
    全インド医科大学のラマ・ジャヤスンダラ教授はSBSに対し、
    サンスクリット語は「非常に科学的な手法で開発された言語だ。
    サンスクリット語では音が最も大切な部分であり、そのため発音は非常に重要で、
    イントネーション、トーン、ストレス、リズムは音の科学とも言える」と説明している。

    「サンスクリット効果」によって、た
    とえばサンスクリット語の古典学者はアルツハイマー病など記憶の病気になりにくくなるのか、
    という疑問についてハーツェル博士は、
    「今の時点ではわからない」とサイエンティフィック・アメリカンのブログに書いている。
    今回の調査はまだ始まりの段階に過ぎず、
    さらなる研究のために現在資金集めを行なっているところだということだ。

    https://www.newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2018/06/iStock-522635466-thumb-720xauto.jpg

    Popular Sanskrit Mantras With Lyrics - Devotional Chants - Jukebox
    https://youtu.be/Y6Hr5KkULA8



    ニューズウィーク日本版
    https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/06/post-10337.php

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    vegetable_yasai_kirai
    1: しじみ ★ 2018/07/02(月) 11:52:41.59 ID:CAP_USER
    ホウレンソウ、美味しいですよね。おひたしにしてもベーコンと炒めてもいけます。

     ところがです。インターネットの情報によると、「ホウレンソウには『シュウ酸』という成分が多く含まれていて、
    食べ過ぎると尿路結石の原因になる。ただ、体に悪影響を及ぼすには、生で1kg毎日食べ続ける必要がある」とのこと。
    さて、この「毎日1kg」という情報は本当でしょうか。
    事実なら、尿路結石を心配することなくホウレンソウを食べることができます。

    情報が事実かどうか確認してみようとしました。
    しかし、「生で1kg以上食べなければ特に問題はない」などと書いてあるサイトはたくさんあるものの、
    その根拠となる書籍なり論文なりを提示しているサイトを見つけることはできませんでした。
    こうなれば自分で探すしかありません。医学論文を検索してみると
    「シュウ酸の摂取と腎結石のリスク」という論文がありました
    (この場合、腎結石と尿路結石はほぼ同じものと考えていいです)。
    アメリカ合衆国で行われた、10万人規模の男性医療従事者および女性看護師を対象にした大規模な研究です。

     食物摂取頻度調査を行ったところ、食事由来のシュウ酸のおおよそ40%がホウレンソウ由来でした。
    ホウレンソウ以外のシュウ酸摂取源は、ジャガイモ、シリアル食品、オレンジ、ミックスナッツ、コーヒーなどでした。
    腎結石のなりやすさを計算する際に、年齢の影響を補正するのは基本ですが、さらに肥満度、利尿薬使用の有無、
    シュウ酸以外の食事要因による補正もしました。というのも、たとえば、
    「肥満している人はホウレンソウを食べない傾向がある」かつ
    「肥満している人は腎結石になりやすい」といった場合に偏りが生じるからです。
    (多変量解析という方法によってそうした偏りを減らせます)。

     ホウレンソウをあまり食べない(月に1回未満)、普通(月に1~7回)、よく食べる(月に8回以上)で比べてみると、
    ホウレンソウの摂取は男性および高齢女性において腎結石と関連し、若年女性では関連しませんでした。
    ホウレンソウをあまり食べない群と比較して、月に8回以上食べる群では、男性では1.3倍、高齢女性では1.34倍、
    尿路結石を発症しやすかったのです。

    結果の解釈は難しいです。ここでの関連が因果関係を示しているとは限らないし、
    補正されていない未知の要因があるかもしれません。
    また、あくまでアメリカの医療従事者という特殊な集団から得られたデータで日本人にどこまで適応可能かわかりません。

     ただ、この研究以外のさまざまな研究も合わせて考えるに、
    ホウレンソウをたくさん食べると尿路結石になりやすいというのは概ね妥当だと考えます。
    少なくとも「生で1 kg毎日食べ続けない限り心配ない」という 主張は不適切です。
    誰かが根拠なく書いたものがコピーされているのでしょう。出典が明記されていない医学情報には注意が必要です。

     厳密には一次予防ではなく再発予防についての記述ですが、
    日本泌尿器科学会の『尿路結石症ガイドライン』(2013年版)によれば、
    「シュウ酸を多く含む食物として,葉菜類の野菜やお茶類などがある。
    尿路結石症予防の観点からは,シュウ酸の摂取を減らすことが重要である。
    その工夫として,ゆでることやカルシウムと一緒に摂取することがある」とあります。
    ホウレンソウは美味しいし栄養価も高いので尿路結石を恐れてまったく食べないというのも不合理です。
    シュウ酸を減らす工夫をしながら食べ過ぎない程度に食べるのが賢明だと思います。

     参考文献 Taylor EN and Curhan GC., Oxalate intake and the risk for nephrolithiasis., J Am Soc Nephrol. 2007 Jul;18(7):2198-204.

    https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20180629002125_comm.jpg

    朝日新聞デジタル
    https://www.asahi.com/articles/SDI201806282201.html

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    syokuji_okazu_noseru
    1: しじみ ★ 2018/05/13(日) 18:26:18.25 ID:CAP_USER
    最も権威ある英国の栄養学の本「ヒューマン・ニュートリション(第10版)」(日本語版、医歯薬出版株式会社)には、
    「人類の本来の主食は穀物ではないし、まだまだ穀物ベースの食物に適応していない」と明記してあります。私も全く同感です。

     このことを、あるホルモンの特徴から考えてみたいと思います。

     ◇血糖値を下げるホルモン「インクレチン」

     糖尿病の内服薬は、現在7種類あります。その中に「DPP-4阻害剤」という薬があります。
    DPP-4阻害剤は、「インクレチン」という消化管ホルモンを血中にとどめる作用があります。

     現在知られているインクレチンは、小腸上部から分泌されるGIPと、小腸下部から分泌されるGLP-1の二つです。
    血糖値を低下させるホルモン「インスリン」が膵臓(すいぞう)から分泌されるのを促進します。

     食事によって消化管内に炭水化物や脂肪が流入すると、その刺激を受けてインクレチンが分泌されます。
    そして、血糖値の上昇と共に、膵臓のβ細胞からインスリン分泌を増加させ、
    α細胞から分泌されて血糖値上昇に働くホルモン「グルカゴン」を抑制します。

     ◇DPP-4阻害剤の働き

     インクレチンは、血中でDPP-4という酵素によって速やかに分解されます。
    血中のインクレチンの量が半減する「血中半減期」は、GIPが約5分、GLP-1は約2分と非常に短いことが特徴です。

     そこで登場したのが、DPP-4阻害剤です。
    DPP-4の働きを阻害してインクレチンを血中に約24時間存在させ、血糖値の降下作用を発揮させるのです。

     ◇インクレチンが数分で半減する理由

     DPP-4阻害剤は、極めて理論的に構築された、とてもいい薬です。
    しかし、根源的な疑問が湧いてきます。なぜ、人体に役立つホルモンが、わずか数分で半分に分解されてしまうのでしょうか。

     一番リーズナブルな説明は、人類にとってインクレチンは、食後約2~5分程度働けば十分だったということでしょう。

     農耕を始める前の人類は、約700万年間も狩猟・採集をして生きてきました。
    魚介類、小動物・動物の肉や内臓や骨髄、野草、野菜、キノコ、海藻、昆虫などが日常的な食料で、
    木の実、ナッツ、果物、山芋なども時々食べていたと考えられています。

     穀物のような血糖値が上がりやすい物を日常的に食べていないのですから、
    インクレチンが常時活性化している必然性はないのです。
    インクレチンが数分で分解されるという生理学的事実は、主食が穀物(糖質)ではない状況で、
    人類が進化してきたことの証拠といえるのだと思います。

     ◇700万年間の進化の重み

     農耕が始まり、穀物を常食にするようになると、食後血糖値の上昇が日常的に生じるようになります。
    こうなると、インクレチンに大いに活躍してほしいところです。

     しかし、さすがに700万年間の進化の重みがあるのでしょう。
    穀物が主食になった4000~1万年ぐらいの歴史では、
    DPP-4がすぐに分解してしまう体内の“癖”を変えるような突然変異は起こらなかったのだと思われます。

     ◇「生活習慣病の元凶は精製炭水化物」説

     冒頭で紹介した「ヒューマン・ニュートリション」は「穀物の過剰摂取の害、
    特に精製炭水化物による『血糖およびインスリン値の定期的な上昇』が多くの点で健康に有害」と強調しています。
    精製炭水化物とは、白いパンや白米などの精製された穀物のことです。未精製のものに比べて、より急激に血糖値を上昇させます。

     インクレチンの特徴からも、穀物を主食とする現代人に糖尿病が多発しDPP-4阻害剤を使わなくてはならないことからも、
    穀物を主食とした食事が人類に合っていないことは明らかなのではないでしょうか。

    関連ソース画像
    https://amd.c.yimg.jp/im_siggUWdZ1aFB4rB8e4gHepBSMw---x400-y225-q90-exp3h-pril/amd/20180512-00000012-mai-000-1-view.jpg

    Yahoo!ニュース
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180512-00000012-mai-soci

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    mizu_chuudoku
    1: しじみ ★ 2018/08/04(土) 11:40:25.40 ID:CAP_USER
    水をガブガブ飲み過ぎると「水中毒」になることがあります。疲労感、頭痛、めまい、ケイレンなどが現れ、重症だと亡くなることもある怖い病気です。水を大量摂取すると、なぜ水中毒になるのでしょうか?

    ■幻聴や妄想で水を大量摂取

    精神科医の吉田勝明さん(横浜相原病院院長)によると、「精神科の患者さんに水中毒が多いため、私たち精神科医にとって水中毒の知識は必須です。向精神薬の副作用でのどが渇くので水を摂ることもありますが、統合失調症の患者さんが『水を飲め』と幻聴を聞いたり、『水を飲まないと死んでしまう』という妄想で水を大量摂取するケースが少なくありません」

    水の大量摂取を禁止されても、隠れて蛇口に口をつけて飲んだり、精神科の保護室ではトイレの水をすくって飲むこともあるそうです。

    ■熱中症予防や健康法でも水を過剰摂取

    「精神疾患がなくても、夏の熱中症予防や『水を飲んで体をきれいにする』といった健康法でも水を過剰に摂取して水中毒になることがあります」(吉田さん)

    毒性がない水なのに、なぜ大量に飲むと水中毒になるのでしょうか?

    「水を1日に3L以上飲むと体内の水分が過剰になり、血液のナトリウム濃度が低くなる低ナトリウム血症になるのです。そのため浸透圧で水分が脳細胞内に移動してむくみを引き起こし、頭痛、錯乱、昏迷などの症状が出ると考えられています」(吉田さん)

    ■重症化すると死亡することも

    血液中のナトリウムイオン濃度は通常、135〜145mEq/l程度ですが、濃度が低下すると次のような症状が現れます(mEq/lはイオン濃度の単位)。

    ナトリウムイオン濃度が低下すると…
    ・130mEq/l=軽度の疲労感
    ・120mEq/l=頭痛、嘔吐、精神症状
    ・110mEq/l=性格変化、ケイレン、昏睡
    ・100mEq/l=呼吸困難などで死亡

    なお、水中毒の治療には、塩(塩化ナトリウム)を補充する必要がありますが、急に補充すると脳を損傷することがあるので、時間をかけて補充します。

    ■スポーツドリンクや経口補水液を

    熱中症予防には水分補給が欠かせませんが、どうしたらいいのでしょうか。

    「水だけを摂取するから低ナトリウム血症になるのです。ナトリウム(塩分)を含むスポーツドリンクや経口補水液で水分補給をすれば何の問題もありません」(吉田さん)

    「熱中症予防に水分補給」といったときの水分とは、水やお茶だけではなく、スポーツドリンクや経口補水液もあわせて摂取することを覚えておいてください。

    https://smtgvs.weathernews.jp/s/topics/img/201807/201807230105_top_img_A.jpg

    https://weathernews.jp/s/topics/201807/230105/

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    1: しじみ ★ 2018/08/04(土) 11:32:30.80 ID:CAP_USER
    【8月2日 AFP】
    病院で検出される細菌の中に、手洗い用洗剤や消毒液に含まれるアルコール性消毒剤が効きにくくなっているものがあり、感染症の拡大を招く一因になっていると、オーストラリアの研究班が1日に発表した報告書で警鐘を鳴らしている。

     イソプロピルアルコールやエチルアルコールを基材とする手指用の消毒剤やせっけんは世界中で広く使用されており、耐性菌の一種のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)を劇的に抑制してきた。

     しかし研究班は、腸内細菌の一種で、医療現場で用いられるカテーテルや人工呼吸器などを介して広がる恐れのあるエンテロコッカス・フェシウムが増えていることに着目。

     米医学誌「サイエンス・トランスレーショナル・メディシン(Science medical_virus_kouseibusshitsu_yakuzai_taiseikin
    Translational Medicine)」に掲載された論文で、「アルコール性消毒剤を使っているにもかかわらず、耐性のあるエンテロコッカス・フェシウムが増殖しており、院内感染症の主因の一つになっている」と指摘した。

     研究班はこの菌の増殖原因を究明するため、1997~2015年にオーストラリア・メルボルンの病院2か所から採取した細菌サンプルを分析。

     その結果、「2009年以降に分離された菌は2004年以前の菌と比べて、概してアルコール耐性が強い」、つまりアルコールにさらされて死滅するまでの時間がより長いことが分かったという。

     ただ研究班は、このような結果が得られたとはいえ、病院における手指用消毒剤の使用中止を提案する意図はないと説明。「病院や医療現場でエンテロコッカス・フェシウムを抑制するためには、アルコール性消毒剤だけに頼ることはできないということが示唆された」として、他の洗浄方法の必要性を提起している。(c)AFP

    http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/5/0/320x280/img_50b820f67426af2bc57c8a8239a81cb9140431.jpg

    http://www.afpbb.com/articles/-/3184766

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    medical_virus_kouseibusshitsu_yakuzai_taiseikin
    1: すらいむ ★ 2018/08/03(金) 00:22:14.36 ID:CAP_USER9
    抗生物質効かない耐性菌か、入院患者ら8人死亡

     鹿児島大病院(鹿児島市)の入院患者ら15人から、複数の抗菌薬(抗生物質)が効かない多剤耐性の細菌アシネトバクターや類似菌が検出され、うち8人が死亡していたことが鹿児島県への取材で分かった。
     同病院は3日、記者会見して詳細を発表する。

     県によると、同病院の患者ら5人から多剤耐性アシネトバクターが検出され、別の患者ら10人からは類似の菌が検出された。

     入院患者ら抵抗力が弱い人が多剤耐性アシネトバクターに感染すると、肺炎や敗血症など重篤な感染症を引き起こす恐れがある。

     多剤耐性アシネトバクターによる院内感染は、2008年10月~09年1月に福岡大病院(福岡市)で発生。
     入院患者26人が感染し、因果関係は不明だが、4人が死亡した。
     09年8月以降、帝京大病院(東京都)でも60人が感染し、35人が死亡した。

    Yomiuri Online 2018年08月03日 00時03分
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20180802-OYT1T50118.html?r=1

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